2010年04月02日

保険契約者に株とお金が降ってきた! 第一生命「株式会社化」で何が変わった?7

相互会社時代の第一生命でも、個々の社員は総代を選出する一票の投票権を持ち、間接的に経営に参加できた。しかし株式会社化で総代会はなくなり、その権利も消えた。

 会社が持つ財産の分配を求める権利も失われた。具体的には先述した社員配当や、解散時に残余財産を受け取る権利などだ。ただ社員配当については、第一生命が「契約者配当」という名目で従来と同じ水準で行うことを表明しており、当面は保険契約者の利益が損なわれることはなさそうだ。

 これらの権利を得るのが、第一生命の株式を持つ株主だ。社員総会・総代会の機能は「株主総会」が担い、会社の利益は「株主配当」として受ける権利を持つ。

 株式会社化で「社員としての権利」を失った第一生命の保険契約者は、「一企業の顧客」に過ぎないものになった。保険契約者に割り当てられた株式は、その損失に対する補償という意味を持つ。株式も金銭ももらえない保険契約者は、何の補償もないまま「社員としての権利」を奪われた格好だが、すべては総代会を介して「社員みんなで決めたこと」によるものだ。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100331/1031365/?P=3
posted by 株式投資案内センター at 18:25| 第一生命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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